近年ユーザー車検という方法で自動車整備工場を通さず、ユーザーがそのまま陸運局に持ち込むケースが増えています。これは単純に費用を安くできるというメリットが大きいですがデメリットとしては不合格になった場合ユーザーが自身で対応しなければなりません。通常の検査ですとブレーキ、灯火類、下廻りなどの機能チェックなので十分な整備されている車なら問題なく通りますし簡単な整備不良なら陸運局近隣にある整備工場で治してもらえます。ところが大きな変更を行った車両に関しては公認車検を受けなければなりません。例えば趣味がマイカーによるサーキット走行の方がいます。太いタイヤを履いてみたいので市販のオーバーフェンダーを付けた場合、元々3ナンバー車ならいいのですが5ナンバー車だと幅1750mm超えると3ナンバーの取得が必要となります。また乗員保護の為ロールバーが必要となると5名乗車を2名乗車に切り替える必要があります。これらの検査を受けずに持ち込めば当然不合格になりますが、事前に陸運局にどのような仕様にするか問い合わせた上で保安基準に合わせてしっかりと取り付けていれば恐れることはありません。大事なのは改造がいけないのではなく、乗員の安全を含めて問題なく走行できるかが大事なのです。